シロアリによる被害箇所の補修方法を解説します

シロアリ被害にあった住宅は、被害箇所の補修が必須となります。シロアリは木材の中だけを食べてしまうため、駆除のあと調べてみると住宅を支えていた柱が皮1枚だけを残して穴が空いていた、つまり空洞だったというおそろしい事例もあります。住宅の耐震性などに問題が残り、シロアリを駆除できたとしても安全な住まいになったとは言い難いです。

今ページではシロアリ被害箇所の補修・リフォームの重要性と補修事例、補修・リフォーム会社を選ぶ際の基準や注意することについて見ていきます。安全な住まいに安心して生活するために必要なことです。

アパート・マンションなど賃貸物件

シロアリを駆除した後の補修方法

シロアリの駆除後、必ず被害箇所の補修・リフォームを行いましょう。シロアリに食害された住宅は弱りきっています。住まいの強度は、生活する人がケガをする危険があるのはもちろん、場合によっては命にも関わります。被害箇所の補修を行い、はじめて安全な住まいになったといえます。

シロアリ補修の目的

シロアリが食べてしまう木材は床、柱や根太(ネタ)など、建築物の支えとして最も強度を保たなければいけないパーツに使用されていることも多いです。

シロアリ駆除後、食害のあった柱や木材をそのままの状態にしておくことは建物の強度を弱める原因となり、壁が剥がれ落ちてくる、災害による家屋の倒壊、床下が抜けてしまうといった危険性が非常に高まります。建物の価値が損なわれるだけではなく、人命にも関わることですのでシロアリ駆除の後には食害部分の調査を丁寧に行うことは必須です。

シロアリ補修の目的とはつまり、建物が本来の役割を果たすことのできるように原状回復を行うことです。

ここに注意!

シロアリは木材を食べるときに表面の硬い部分を残し、中の柔らかい部分を食べてしまうため被害の大きさが見た目にはわからないことがあります。一見普通でも中身が空洞の柱では住宅を支えることはできません。気づいたときには建物の強度がかなり弱っていたというケースが非常に多くみられます。

シロアリ駆除業者による補修事例

▼ 床部分

床部分

根太材を交換

根太材を補強

床板を交換


床と言えばシロアリ被害箇所の代表的存在です。
床下は被害報告が多い箇所にも関わらず、普段の生活で目に入る場所ではないためメンテナンスを怠りがちです。床がミシミシと鳴るような床鳴りという現象が起こる、歩くと床が浮く・へこむ、床がふかふかするという症状があった場合、被害が進行している可能性があります。

▼ 基礎・骨組み部分

基礎・骨組み部分

火打土台の交換


火打土台とは、災害で建築物が変形することを防ぐ骨組み部分です。
多くは木材ですが、近年は銅製のものも登場し、採用されることも多くなってきました。火打土台を銅製に交換することで、再びシロアリに食害されることを防ぐこともできるようです。

▼ 玄関部分

玄関部分

ドア枠の交換

框の交換

巾木の交換


意外と思われるかもしれませんが、玄関は木材が使用されているところも多く構造的にもシロアリ被害に遭いやすい場所と考えられます。実際に被害事例も上がっており、補修はドア枠、框、巾木にいたるまで多岐にわたります。

▼ 水回り部分

 水回り部分

タイルの補修

タイルの交換


水回りは湿気が溜まりやすいため、シロアリ被害にあってしまうことが多いようです。特に浴室は普段閉め切りになっているところがほとんどです。タイルを交換する場合、交換だけではなく、タイルとタイルのつなぎ目に使われているコンクリートの隙間やひび割れなどの補修も必要です。シロアリはとても小さいのでわずかな隙間やひび割れから侵入してきます。

あくまで一例ですが、これ以上大きな部分の補修や修繕となると、リフォームを検討しなくてはいけないかもしれません。

補修後の予防も忘れずに

建物の補修を行った後は必ずシロアリ駆除・対策用の薬剤の散布・塗布を行いましょう。駆除と同様に薬剤を散布しての施工となります。
予防対策を行わなかった場合、またシロアリの住処となってしまうリスクが非常に高まります。住宅の補修やリフォームはそれなり費用がかかることです。シロアリ被害により補修を何度も行うことは誰にとっても避けたい事態かと思います。シロアリ予防は住まいを守るために必要なことです。
シロアリの侵入を許さない住まいにするため、薬剤散布・塗布だけではなく下記もご参考ください。

▼土壌部分の薬剤散布

補修した木材の部分にだけでなく、土壌部分にも薬剤の散布など防蟻工事を行うのは対策のためにとても効果的です。
薬剤散布は5年ごとに行うのがベストです。シロアリ駆除剤の効果はおおよそ5年といわれているためです。シロアリ駆除業者の多くが保証期間を5年と設定しているのも薬剤の効果期間に従ってのことです。
シロアリの嫌がる環境をキープすることでシロアリが寄り付かない家を作ることができます。

▼定期的な点検

定期的な点検も大切です。特に床下など、普段は視界に入らない部分こそ気にするようにしましょう。自分での床下点検は危険もありますので、プロにお願いすることを推奨します。全国的に分布しているヤマトシロアリは天井に巣を作っていることも多いので天井だからと安心せずに、床下同様定期的な点検を行いましょう。
自宅の見えない場所がどういう状態になっているのか写真に記録しておくこともおすすめです。前回の点検と比べておかしいところがあればすぐに気付くことができます。

シロアリ補修の依頼先

シロアリの被害箇所の補修は、ただ住宅強度を高める補強や生活を便利にするリフォームとは違います。業者によってはシロアリ被害箇所の補修・リフォームを行ったことがないというところもあるかもしれません。適切な業者を選ぶポイントと注意点を下記にまとめましたのでご参考ください。

マンション

リフォームや補修も取り扱っているシロアリ駆除業者

シロアリ駆除業者の中にはグループ内に住宅の補修やリフォーム会社があり、連携をとりながら駆除から補修・リフォームを行ってくれるところもあるようです。
情報がしっかり共有できているため、シロアリ対策をあらゆる角度から考えてリフォームを行うことができるのがメリットといえます。

しかし依頼する際には、グループ会社の補修・リフォーム会社の評判やシロアリ経験なども確認するようにしましょう。施主として介入する業者・会社はすべて把握しておくことはシロアリ駆除だけに限らず財産や家族を守るうえでとても大切なことです。

リフォーム会社や工務店

リフォーム会社や工務店に依頼を行う際に大切なのはシロアリによる被害を受けた住宅であること、被害箇所の補修・リフォームであることをしっかり伝えることです。
住宅の専門家であるリフォーム会社や工務店の中にもシロアリの食害部分の補修やリフォームを行ったことがないというところもあるでしょう。シロアリ被害を受けた住宅の補修・リフォームを行ったことがないというところはできるだけ避けましょう。

住宅の知識や施工技術があることはもちろんですが過去にシロアリ被害にあった住宅の補修・リフォームを行ったことがあり、経験が豊富・住宅の専門家としてシロアリに関する知識も持っているというリフォーム会社や工務店に依頼することが理想といえます。

まとめ:加害箇所をよく確認し信頼できる業者を探すことが大切

シロアリを駆除しただけでは住まいの安全を確保したとはいえませんので、シロアリ駆除後は迅速に加害箇所の補修を行ってください。

・シロアリ駆除のあとに行う補修は住まいが持つ本来の機能を取り戻すために行う
・加害箇所をよく確認し適切な補修を行う
・補修はシロアリに対して正しい知識を持った業者へ依頼する

以上のポイントをおさえ、安全な住まいと暮らしを取り戻しましょう。

シロアリ110番ならシロアリ駆除から被害箇所の修繕まで電話一本で依頼できます。

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