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シロアリ駆除のDIYに使う薬剤と床下調査から予防までの手順・費用

自分でできるシロアリ駆除の方法・工法、費用について

自分でできる一般的なシロアリ駆除方法は「ベイト工法」と「バリア工法」です。この記事ではそれぞれの具体的な手順を解説していきます。

ただし、シロアリ駆除は薬剤をまいて終わりというわけではありません。被害状況を知るところから始まり、事前準備、そして予防までしっかり行うことで、効果的にシロアリ駆除ができるのです。

調査や必要な道具、そして予防方法までしっかりと解説していくので、シロアリ被害にお悩みの方はぜひお役立てください!

自分でシロアリ駆除を試みる場合

シロアリ駆除を行うためには調査や事前準備、予防対策といったアフターケアも重要になります。具体的には以下の4ステップです。

ステップ1.シロアリの発生源や侵入ルートを突き止める
ステップ2.駆除作業のための道具の準備、家の保護
ステップ3.駆除作業
ステップ4.予防

実際に道具をそろえるといった準備に入る前に、まずはステップ3の駆除作業について知っていきましょう。駆除の手順について知り、自分でできそうか確認してから道具をそろえるなどの準備に進んだほうが無駄が少ないからです。

シロアリ駆除作業の流れ

以下は実際にプロが対応したシロアリ駆除の様子です。DIYでの詳しい手順は後ほど解説しますので、まずはざっと駆除の流れをつかむための参考としてご覧ください。

発生源、侵入ルートを突き止める。
防護服にきがえる。
作業で汚れそうな場所を養生する。
点検口から床下に入り、発生源まで進む。
駆除剤、消毒薬、予防用の薬剤で処理する。
床下は木材だけでなく土壌にも薬剤を。仕上げに損傷部分をパテなどで補修する。ほかの部屋の床下や柱なども同様に処理。
玄関はドリルで穴を開けて薬剤注入。
パテで穴を埋めて修復。
屋根裏に入る。
(入口がなければ天井に穴を開ける)
木部に穴開けして薬剤を注入し、パテで補修。
表からも屋根に登り、瓦のすき間から薬剤注入

駆除したシロアリの死骸は掃除機などの掃除用品で回収します。

必要な道具

駆除のだいたいの流れが確認できたところで、道具を用意していきましょう。

シロアリ駆除は木を剥がしたり、シロアリ駆除用の薬剤を使うことがありますので、素手での作業はおすすめできません。まずは手袋を用意。殺虫スプレーを散布することになりますので下記のようなものも必要になります。

マスク(防毒マスク) マスク(防毒マスク) 床下にはカビやほこりが沢山ありますので、それらの吸引を防ぐためにマスクが必要です。また、薬剤の吸引が心配な方は、防毒マスクを利用するのも良いでしょう。
防護メガネ 防護メガネ ほこりや薬剤から目を保護するために必要です。通常のメガネでは、隙間からほこりやチリが入ってくることもありますので、隙間が空いていないゴーグルタイプがおすすめです。
防護服 防護服 作業着は、長袖長ズボンを着用しましょう。床下には小石や色々な破片に加えて、ムカデなどの害虫がいることもありますので、身を守るためには肌の露出を避けなければいけません。

またシロアリ駆除作業時には狭い床下を匍匐前進しなければなりませんので、動きやすい装備が必要になります。

手袋 手袋 防護服と同様に肌の露出を防ぐために必要です。また、匍匐前進する時には手のひらを使うこともありますので、怪我の防止に役立ちます。
運動靴 運動靴 狭い場所を移動しますので、動きやすくては履きなれている靴を用意しましょう。サンダルやスリッパでの移動は怪我の原因になりますので、おすすめできません。
防護頭巾 防護頭巾 天井が低く狭いスペースを移動しますので、頭部の保護を怠るのは危険です。タオルで代用する時には、厚手のものを利用しましょう。

最後に、駆除の時に実際に必要になる道具です。

電動ドリル 電動ドリル 木に穴をあけて薬剤を注入するために使います。このような本格的な駆除をしたい場合は電動ドリルが必要です。
噴霧器 薬剤噴霧機 床下のシロアリ対策を行う際は広い範囲に薬剤を塗布する必要があります。狭い床下で使えるよう、小型サイズの薬剤噴霧機を用意しましょう。

シロアリ駆除のツールが一式揃ったらいよいよシロアリ駆除の開始です。と、その前に、まずはデジカメを持って一度主要な部分を撮影しましょう。どの場所がどのような状態なのかを確認してシロアリ駆除計画を立てます。シロアリを少しでも逃しては意味がありませんので全体を把握し、確実に駆除することが大切です。

そのほかお手軽な駆除薬剤・便利グッズまとめ

それほど本格的なシロアリ駆除は必要ない方は以下のグッズをうまく活用してみるのもよいでしょう。

スプレー剤
スプレー剤
手軽に使える薬剤ですが、シロアリに直接噴射するのが、主な使用方法となるため巣などに隠れているシロアリまで退治することは出来ませんので、根本的な問題の解決にはつながりません。
ベイト剤
ベイト剤
シロアリに毒餌を食べさせて死滅させるものです。殺虫剤ではなく、シロアリの成長を阻害するものなので、人間やペット、環境への影響がなく、安全性が高い駆除剤と言えます。詳しい使い方は後ほどご説明します。
ホウ酸
ホウ酸
昆虫類が摂取するとエネルギー代謝が機能しなくなり餓死すると言われており、シロアリをはじめ、ゴキブリなどの害虫駆除にも広く使われている薬剤です。人間などの哺乳類には弱毒で安全。大量の水には溶けますが、揮発などもないので、雨に晒されなければ効果は長期に渡って期待出来ます。
木酢液
木酢液
炭を作る際に出る水蒸気を液体化したもので、虫よけとしてガーデニングにも用いられることがあります。ある程度の殺菌作用は見込めますが、シロアリへの効果はそれほど絶大ではなく、また強い臭いを伴うので使用する場面には注意が必要です。

シロアリ調査

駆除に入る前に、まずはシロアリの侵入ルートや被害状況を調査します。効果的に駆除するためにはシロアリがいる場所にベイト剤を置いたり、薬剤を噴霧しなければなりません。

調査の際は床下に潜ります。以下の注意点を確認し、難しそうであれば業者依頼を検討したほうが安心です。

こんな場合は要注意

  • 暑い時期・寒い時期の長時間作業(体調を崩すおそれがある)
  • ゴキブリやムカデなど、虫が苦手な人
  • ほふく前進や、這った状態で作業をする体力がない人
  • 床下にどこから入れるのか分からない、床下点検口がない

大丈夫という方は調査に進みましょう。まずはおおまかな被害状況を確認します。家の中・周辺をじっくり観察し、以下のような被害がないかチェックしてみてください。

  • ・床がフカフカする
  • ・土台や柱を叩いた時に軽い音がする
  • ・木材がボロボロになっている、腐っている

シロアリは湿気を好むため、水回りは特に念入りにチェックしましょう。だいたいの被害箇所がわかったら、いよいよ床下へもぐります。被害が起きている場所と床下の状況を考えれば、シロアリの侵入ルート・移動経路を予想することができるでしょう。

  • ・土台や柱に茶色く盛り上がった「蟻道(※写真参考)」がある
  • ・壁や柱を叩いた時に軽い音がする
  • ・雨漏りしている
蟻道

また、下記の関連記事ではプロによる調査の内容や費用について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

【関連記事】
プロによるシロアリ駆除調査の内容・費用について

いざ実践!床下へ!

目標を定めたら、施工開始!ほふく前進状態で行なう作業は大変だと思いますが、丁寧に一つずつ施工を行っていきましょう。入りにくい床下に潜る、天井に穴をあけて入るという場合は、せっかくなので駆除だけでなく予防も行うのが効率的です。

ただ、その場に自分1人しかいないときや、下記にあてはまる場合は無理せずプロに任せることを検討しましょう。

自力対処が難しい場合

  • シロアリ被害状況や侵入ルートがよくわかっていない
  • 薬剤などをきちんと扱える自信がない

このような状態では、せっかく駆除作業をしても効果が得られない可能性が高いです。また、駆除剤はシロアリだけでなく人体にも影響が出ることがあります。薬剤の選び方や使い方に不安がある人も、DIYでのシロアリ駆除は避けたほうが安心です。

バリア工法でのシロアリ駆除の手順

バリア工法は床下の木材や土に薬剤を散布する駆除方法です。以下の手順で進めていきます。

  1. 1.シロアリの発生源や侵入ルートを見つける
  2. 2.木部処理(床下の木に薬剤を塗布・注入)
  3. 3.土壌処理(床下の土に薬剤を散布)

バリア工法は即効性があり十分に効果を見込める駆除方法です。ただし、難易度が高く施工に手間ひまがかかることが予想されます。詳しい手順は以下の通りです。

1. 侵入ルート特定

まずはシロアリがどのような経路で移動しているか突き止めます。シロアリがいる場所、通る場所に薬剤を散布して、効率的に駆除をおこなうためです。

シロアリの移動経路を探す時は「蟻道」を目印にするとよいでしょう。シロアリは蟻道という土のトンネルのような道路を作って移動します。これは、シロアリに光や風を嫌う性質があるためです。

2.木部処理

バリア工法では家の床下に潜って作業をすることになります。まず、床下の木(土台や床を支える柱類)にシロアリ駆除用の薬剤を塗っていきます。

シロアリが通るルート周辺の木材には特に念入りに処理をしましょう。先ほどご説明した蟻道を目印にしつつ、シロアリ被害の状況も加味することで、どのようなルートで移動しているかある程度予想することができます。

被害の状態によっては木材に穴をあけて(穿孔処理)、木部処理用の薬剤を注入します。ただし、木材に穴をあけすぎると家の強度が低下してしまうおそれがあるので注意が必要です。穴と穴の間隔は30センチ以上離し、穴は木材を貫通させないようあけましょう。

木部処理

3.土壌処理

木への処理が終わったら、続いて床下の土部分に土壌処理用の薬剤を散布します。特に、シロアリが巣食いやすい水回り周辺の土や、支柱や配管の周辺は念入りに処理しましょう。柱からシロアリが這い登ってくるのを防ぐことができます。

※配線などの電気類に薬がかからないようお気をつけください

土壌処理

バリア工法が難しい方はベイト工法を

ベイト工法は、シロアリにベイト剤(毒餌)を食べさせて駆除する方法です。ベイト剤を巣に持ち帰らせるので、巣にいるシロアリも駆除することができます。おおまかな手順は以下の通りです。

  1. 1.シロアリの侵入ルートを見つける
  2. 2.ベイト剤を準備して設置する
  3. 3.ベイト剤が減っているかどうかチェック

ベイト工法は駆除に時間がかかるところが難点ですが、シロアリ駆除初心者でも手軽に試すことができる方法です。以下で詳しく手順を説明するので、ぜひご確認ください。

1. 侵入ルート特定

バリア工法のところで説明した通りです。

2.ベイト剤の準備と設置

蟻道を発見できたら、蟻道周辺に一定間隔で設置します。ベイト剤には、土に埋めるタイプのほか、壁に固定するタイプがあるようです。お好みのタイプを用意し、使用方法をよく読んでお使いください。

3.ベイト剤が減っているかチェック

ベイト剤を設置しても、シロアリが食べてくれなければ駆除はできません。設置して1か月ほどしたら、きちんと食べられているかをチェックしましょう。

ベイト剤にシロアリが食いついている、ベイト剤が減っていることが確認できれば問題ありません。1か月に1回ほど様子を見ながら、半年たってもシロアリが食べている様子がない場合、ベイト剤の場所を変えます。

予防のポイント

再びシロアリが棲み着かないとも限りませんので、駆除の後に予防を施すことを忘れないようにしましょう。

まずは駆除した場所を中心に、予防したい範囲すべてを薬剤で消毒します。ベイト工法を併用するのもよいでしょう。シロアリは湿気を好み乾燥を嫌う虫ですので、土壌部分に木炭を敷いておくのも効果的です。

処理後は、木材にある損傷の補修を行います。軽い損傷であればパテ等のケア用品で対処し、かなり深刻なものは後日しっかりした補強をしてもらいましょう。

シロアリ予防についてはこちらの記事でも詳しく説明しています。ぜひご一読ください。

きちんと知っておこうDIYのメリット・デメリット

ご自身でのシロアリ駆除をお考えの方向け、シロアリ駆除をDIYすることのメリット・デメリットをご紹介します。

DIYのメリット

・費用が安くなる

DIYでのシロアリ駆除が成功した場合、業者を利用した時よりも費用が安くなる可能性が高くなるのが、最大のメリットです。

・他人が家に入らない

業者にシロアリ駆除を頼んだ場合、調査やシロアリ駆除作業を行うため家の中に入れなければなりません。そういったことに嫌悪感を持つ方の場合、メリットになるポイントです。

・自分のタイミングで行える

自分でシロアリ駆除を行えば自分の好きなタイミングで、行うことが出来ます。業者も極力こちらの予定にあわせてくれますが、日程がすぐに決まらないという事態は起こりません。

DIYのデメリット

・充分な効果を発揮しない場合がある

シロアリは完全に駆除することが基本です。しかし、巣の特定などは専門的な知識を必要とする場合がります。
少しでもシロアリが残っていると増殖し被害が再発する可能性もあります。

・種類の特定が難しい

シロアリには、ヤマトシロアリやイエシロアリといった種類があり、使用する薬剤も違います。見た目が非常に似ているため判断は難しく、薬剤を間違えると状況が悪化することもありますので、注意が必要です。

シロアリ駆除にかかる料金相場について

シロアリ駆除をプロに依頼した場合の費用相場は、坪単価で6,000円から8,000円あたりとなっています。1坪が約2畳(京間)ですので、たとえば6畳の和室の床下を丸ごと施工した場合は、単純計算では2万円前後になります。

とはいえ、この費用はあくまで相場です。実際の費用は現地での点検や見積りをもって算出されますので、まずは一度、シロアリ業者と相談してみてはいかがでしょうか。

弊社の無料相談窓口にお電話いただければ、そんなお近くのシロアリ業者をスグに選定・ご紹介。見積りや調査に無料対応した業者も多数加盟しておりますので、ご希望いただければすぐにお探し致します。

エリアや現場状況の関係で調査等に費用がかかる場合は、必ず事前にご確認致しますのでご安心ください。もちろん、見積り確認後でもキャンセルは可能です。まずは費用から、じっくりご検討ください!

シロアリ被害と保険の適用

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費用に差がでるポイントは?安く済ませるコツ

先述のように、シロアリ駆除費用は施工内容によって大きく差が出ます。坪単価が平均数千円のベイト工法と比べ、バリア工法は1万円以上となることが多いです。
シロアリ駆除費用は下記のような点が費用に影響します。

  • 発生したシロアリの種類
  • 採用する工法
  • 薬剤のランク
  • 施工範囲

シロアリ駆除で効果を上げるには、状況に合った適切な処置をおこなうことが重要ですので、値段だけで施工内容を決めるわけにもいきません。ただ、少しでも早く駆除することで施工範囲が増えるのを防げるため、シロアリを早期に発見しすぐさま対処することで費用を抑えることができます。

また、複数の業者に見積もってもらうことで、利用しにくいと感じる業者を避けられるよう準備しておくことも大切です。事前に調査を依頼して料金を比較しましょう。

アフターフォローの範囲も確認し、今後の発生を防ぐための予防と点検を定期的に続けていくことが、シロアリ駆除費用を最も安く済ませる最善策なのです。

シロアリ駆除における補助金と確定申告

雪や強風などが原因で家屋が損傷し、雨漏りが発生したことでシロアリ被害に繋がった場合、もしかしたら火災保険が適用されるかもしれません。必ず補償されるとは限りませんが、災害がきっかけであると断定できそうであれば、確認してみる価値はあります。その際には事前にシロアリ業者に調査してもらい、原因を特定してから保険会社へ連絡しましょう。

また、確定申告でシロアリ駆除でかかった費用を控除できるケースがあります。駆除費用が一定の額を超えた場合、災害による資産損失という扱いになるからです。手続きには駆除費用の領収証と源泉徴収票、確定申告書が必要になります。事前に自治体の窓口に問い合わせてみるとよいでしょう。詳しくは、シロアリ被害の雑損控除適用についてまとめたこちらの記事をご確認ください。

シロアリ駆除費用と税金控除

自分でやるときの費用総額

自分でシロアリ駆除・予防をおこなう場合の費用も、施工する範囲×使う薬剤の価格を計算することで見積もることができます。

シロアリ駆除剤は種類・量によって価格が大幅に変わってきますが、3,000円ほどのものから、大容量で数万円するものまであります。それぞれ使用量が記載されていますので、目的にあった商品を探して計算してみましょう。

注意点として、一軒家でしっかりシロアリ駆除するには200リットルもの薬剤が使われています。その他にも、防護服(1000~5000円)、薬剤噴射器(2000~10,000円)、ドリル(2000~5000円)、パテ(1000円前後)なども、手元になければ用意する必要があるでしょう。

DIYで駆除する目的は安く済ませたいがため……ですが、実際にはこれだけの費用と道具を使い、自宅の各所に穴をあけて修復するという大仕事も待っています。壁の中にまでは入れず、駆除が完璧ではなかったために結局は業者依頼、となれば、費用も二重にかかってしまいます。

シロアリ駆除を自分でおこなう人も、費用についてはよく検討してから着手しましょう。

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シロアリを発見した時自分でできるシロアリ対策について

シロアリが群飛のシーズンを迎えると、家の中や家の周りに大量の羽アリが出てきますので、シロアリの存在に気付きやすい時期となります。羽アリとはなにか、いつごろ現れるのかについては「シロアリの生態と階級」をご覧ください。家の中にシロアリがいると気づいた時には、自己対策やDIYでのシロアリ駆除を試してみたいという方もいるでしょう。下記では比較的簡単にできるシロアリ対策について紹介しています。

1 蟻道を探す

蟻道を探す

シロアリは、湿気が多い場所を中心に活動しているのでキッチン、トイレ、浴室などの水回りを中心に被害が進行していきます。しかし、木材の中を進んでいますので、直接シロアリを発見するのは困難ですので、まずは蟻道と呼ばれる砂の塊が、家の周りや床下に作られていないか確認します。蟻道は、巣に繋がる手がかりになることもありますので、しっかり点検してみましょう。

2 湿気対策をする

湿気対策

床下を換気することで、木材も乾燥しますので、シロアリの侵入を防いだり、被害の進行速度を遅らせたりする効果が期待できます。
床下を点検した時にジメジメしているようでしたら、まずは床下の湿気を取り除く事が大切です。

3 薬剤を散布する

スプレー剤

薬剤の散布には、シロアリがいる場所に直接散布して退治する方法や、木材や土壌に散布することで、シロアリの侵入を防ぐ方法があります。散布する薬剤については、市販品や業務用までありますので、散布する範囲と値段等を考慮して揃えると良いでしょう。効果の高い薬剤でも、散布できる範囲が狭ければ他の場所から侵入を許すことにもつながります。また、シロアリに有害な成分が入った毒エサ(ベイト剤)を巣に持ち帰らせるベイト工法という方法もあります。

目の前のシロアリを駆除するためのアイテム

熱湯 熱湯 手元に駆除剤がなければ熱湯で代用することも可能です。シロアリに直接かけることで殺すことができますが、シロアリを予防する効果は見込めません。 また、中途半端にシロアリを殺すと分巣してしまい、かえって被害が拡大することもあります。
木酸 木酢 害虫駆除に効果的と言われている木酢ですが、においが強く家の下や周りに撒くには適していません。時には木酢のにおいにより気分が悪くなることもあるようですので、注意が必要です。また、木酢が塗られていない場所にはシロアリがやってきますし、予防効果が続く期間も短いと言われています。

手元に殺虫剤などがない場合、上記のようなもので代用できるとされていますが、今一つ確実性に欠きますのでおすすめできません。それよりも、最近のホームセンターには害虫駆除に関する様々な商品が揃っていて、市販のシロアリ駆除グッズもいくつかありますのでチェックしてみましょう。中にはDIYユーザー向けに開発された下記のようなパッケージ商品もあります。

駆除剤 駆除剤 駆除剤の中には、殺虫成分が入った物や忌避(シロアリが嫌がる)効果を持ったものなどが市販されていますが、薬剤の種類によって適切な使い方も違ってきますので、使い方をよく確認してから作業する必要があります。また、シロアリ駆除用に動力噴霧機のレンタルセットもあるようですが、費用は高めになっています。
マニュアル本 マニュアル本 シロアリ駆除のための、方法やポイントなどが書かれている書籍も販売されています。薬の使い方や、散布する場所がわからないといった方は、こういった書籍を参考にするとよいでしょう。正しい知識を得ることでより効果的なシロアリ駆除が期待できます。

このように、シロアリ駆除グッズが1つのセットになっているものも。シロアリ駆除のやり方がわからない人でも、マニュアル通り手順を踏めば施工できるようになっている優れものなのでお勧めです。さっそく出かけてシロアリ駆除グッズをゲットしてみましょう。

あわせて、羽アリ駆除方法について書かれたこちらの記事も読んでおくと参考になるかと思います。作業前にきちんと知識をつけ、正しくシロアリ駆除を行いましょう。

シロアリ駆除業者により本格的な防除

シロアリ駆除においては、シロアリの侵入ルートや行動パターンを予想して薬剤を散布・設置することが重要になります。そのため、同じ薬剤を散布した時でも、プロと素人では効果に差が出ることもめずらしくないのです。中々見つけることができないシロアリの巣も、プロが徹底した調査をすることで、的確な場所に散布することができます。

DIYでのシロアリ駆除は、応急処置や被害速度を遅らせるための対策と認識しておいたほうがいいでしょう。素人では、シロアリを殲滅することは難しく被害が再発する可能性も高いからです。

少なくとも、定期的な点検や駆除前の調査はきちんとプロにしてもらったほうが安心です。調査の結果を受けて自分で対応するか、業者に依頼するか決めてもよいでしょう。調査無料の業者も多いので、うまく活用してくださいね。

シロアリの点検・調査に興味がある方は、ぜひ弊社の無料相談窓口をご活用ください。もちろん、駆除に関するご相談も受け付けております。

調査や見積りを無料で対応している業者とも多数提携。もし調査費等がかかる場合は事前に必ずご確認致しますのでご安心ください。見積り後にキャンセルいただいても構いませんので、まずは検討材料のひとつにしてみてはいかがでしょうか。

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編集者情報

編集者

鈴木宏則 シェアリングテクノロジー株式会社 シロアリ110番 編集長

2015年より編集者としてシロアリをはじめとした害虫駆除に対する記事、100本以上の執筆に携わる。現在も編集者として活動、記事の構成・執筆・現場取材など様々な業務に従事。

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