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ベタ基礎はシロアリに強いけど完璧ではない!?意外な弱点をカバーする対策方法

2021/05/17
ベタ基礎でもシロアリが侵入する!?家が被害を受けにくくするには

ベタ基礎はシロアリに強いといわれていますが、ベタ基礎に施工してもらったからといって、シロアリの侵入を完全に防げるとは限りません。シロアリはごくわずかな隙間があればあらゆる場所から床下への侵入を狙ってくるため、ベタ基礎でも油断できないのです。

ベタ基礎がシロアリに強い理由や、新築で暮らす家でやっておきたいシロアリ予防方法を詳しく解説します。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます

ベタ基礎はなぜシロアリに強い?基礎の施工種類を紹介

ベタ基礎はシロアリに強いという情報はよく聞きますが、そもそも基礎とはどういうものか、どのような構造がシロアリに強いのかイメージしにくい方も多いでしょう。そこで、建物を建てるためにおこなう3種類の施工方法の構造やメリット・デメリットをご紹介します。

布基礎の構造とシロアリ耐性

布基礎
【布基礎の特徴】
  • 簡易的な構造のためコストが低い
  • 耐震性能とシロアリ防除性能が弱め

布基礎は、上記イラストのように逆T字型の鉄筋コンクリートを地中に埋めて固定する構造です。ベタ基礎よりも必要な素材が少ないため、コストを抑えた施工ができます。

近年の布基礎は防湿コンクリートと防湿シートが敷いてあるため、ある程度はシロアリの侵入を防ぐことはできます。ただ、ベタ基礎のコンクリートに比べて薄く、湿気もたまりやすいためシロアリ耐性はそれほどありません。

また、布基礎は逆T字部分のコンクリートと地盤沈下対策の砕石でしか支えられないため、耐震性能に不安が残る点には注意が必要です。

ベタ基礎の構造とシロアリ耐性

ベタ基礎
【ベタ基礎の特徴】
  • 揺れや湿気に強く、シロアリにも強い
  • コストが多くかかる

ベタ基礎は床下一面を鉄筋コンクリートで覆う構造です。湿気がたまりにくい構造のため、シロアリ対策として有効です。イラストのように全面を硬い鉄筋で補強してあるため、布基礎よりもかなり頑丈で耐震性能も高くなっています。シロアリ対策を抜きにしてもベタ基礎を選んだほうが安心です。

ただし、ベタ基礎だからといってシロアリ被害が起きないとは限らないため、過信は禁物です。ベタ基礎が経年劣化すると、シロアリが床下へ侵入してくる確率も上がるので注意してください。

逆ベタ基礎の構造とシロアリ耐性

逆ベタ基礎
【逆ベタ基礎の特徴】
  • 床の温度が比較的安定しやすい
  • ベタ基礎よりやや耐シロアリ性能に劣る

ベタ基礎で使用するコンクリートをさかさまに施工したものが逆ベタ基礎です。上記イラストのように床下空間に土や砕石を敷き詰めているので床の温度が安定しやすく、床暖房を使用しているときの効果を高めることができます。

しかし、温度が安定しているということはシロアリにとって良い環境といえるため、おびき寄せるきっかけを与えてしまう可能性も。シロアリ耐性という面を考えるなら、やはり通常のベタ基礎のほうが無難です。一応、ベタ基礎と同じく頑丈な鉄筋コンクリートを一面に使用しているため、シロアリの侵入をある程度防ぐことが可能です。

ベタ基礎でのシロアリ侵入原因と対策

シロアリ対策を重視して住宅を新築するなら、ベタ基礎を選ぶのがおすすめです。高いコストがかかりますが、ベタ基礎は地震の揺れに強いためしっかりと自宅を守ってくれます。しかし、ベタ基礎だからといってシロアリ被害が発生しないわけではありません。その理由を解説します。

経年劣化で発生したヒビ

経年劣化で発生したヒビ

ベタ基礎で使われる素材は鉄筋コンクリートであり、耐震性能と外部からの衝撃に強いため、長年住宅を守ってくれる心強い存在です。しかし、以下の引用にも書かれているとおりコンクリートは環境の変化の影響を受けて膨張・収縮し、ひび割れが発生してしまうことがあります。

【Q6.】 コンクリートにはなぜひび割れが入るのでしょうか?

【A6.】 コンクリートは気温・湿度の高低によって、乾燥したり、伸びたり・縮んだりするため、これがひび割れの主な原因になります。多くのひび割れは、ひび割れ幅が0.2mm程度の収縮ひび割れであり問題にならないものです。ただ、変な箇所にひび割れが生じないように予め収縮を吸収する箇所を作っておきます。大気中にあるコンクリート構造物は気象条件にかなり影響されるので、ひび割れを完全になくすことは非常にむずかしいのです。

引用:一般社団法人 セメント協会

そのヒビ割れがわずかなものであればそこまで大きな問題ではありませんが、ヒビが目視でわかるほど大きくなってきたら要注意。シロアリがコンクリートのヒビに蟻道を作ってベタ基礎を突破しようとしてくるからです。シロアリは頑丈なアゴによりコンクリートを砕くことができるため、ヒビが小さくても油断せずに早い段階で修復しましょう。

コンクリートのヒビはわずかなモノであれば市販の補修剤で補強が可能です。ただし、大きく割れたようなヒビをDIYで修復するのは難しいため、その場合は業者に依頼してください。

セパレーターの隙間

セパレーターの隙間

ベタ基礎には「セパレーター」という、コンクリートの型を固定する留め具のような金具が使用されています。コンクリートとセパレーターの間に隙間ができて、シロアリの侵入経路になってしまうことがあるのです。

セパレーターでのシロアリ被害を防ぐためには、通常のセパレーターより短いタイプの「半セパ(半セパレーター)」という道具で施工してもらいましょう。半セパなら隙間なく基礎を作れるため、シロアリが侵入される確率を減らすことができます。

水抜き穴

水抜き穴

コンクリートは水によって頑丈に固まるため、ベタ基礎を施工する段階で基礎の一面に水を張ります。その後水を抜くときに、「水抜き穴」という小さな穴を開けると効率よく水が抜けていきます。しかし、水抜き穴は床下内部と直接つながっているため、シロアリやゴキブリなどの害虫の侵入経路となるのです。

対策方法は簡単で、シロアリが侵入できないように水抜き穴に防虫ネット等を張っておくことです。水抜き穴を補修剤ですべて埋める方法も一応ありますが、水抜き穴は床下に溜まった水を排出する役割もあるので、完全にふさぐことはあまりおすすめできません。

ベタ基礎以外でシロアリ被害に遭いやすい場所と対策

シロアリは床下の木材を狙ってあらゆる場所から侵入してくることがあります。以下にご紹介する3ヵ所は、意外と見落としがちな場所のため気を付けましょう。

玄関

ほぼ毎日人が出入りする玄関は、意外にもシロアリに侵入されやすい場所です。玄関前に使用されている玄関前の段差(玄関ポーチ)は、外側の素材とベタ基礎の間にコンクリートを詰めることで作られています。そのコンクリートの継ぎ目となる部分に隙間ができてしまうため、シロアリの侵入経路になるのです。

玄関から侵入してくるシロアリ対策は、住宅を建てる段階でしておく必要があります。以下2つのうちいずれかをおこなっておけば、玄関から入ろうとしてくるシロアリを防ぎやすくなります。

【玄関のシロアリ対策】
  • 基礎1回打ちで施工をお願いする
  • 玄関ポーチとの間に点検用の隙間を作ってもらう

基礎1回打ちとは、基礎のコンクリートを打つときの回数を1回にすることです。住宅を建てる際はコンクリートを打つ工程を2回に分けるのが基本的ですが、2回目を打ったときにコンクリート同士で継ぎ目ができてしまいます。コンクリートを1回で打てば継ぎ目をなくせるため、シロアリが侵入される可能性のある隙間を減らすことが可能です。

断熱材

室内の温度を安定化させるために床下に設置する、「断熱材」という部品をシロアリが食べることがあります。そのため、シロアリ対策を意識した断熱材の施工方法や種類を選んでください。基礎断熱をする施工方法は以下の3種類があり、このうち断熱材が屋外にある「基礎外断熱」はシロアリの食害を受けやすいです。

内・外・床下断熱

また、断熱材の素材のうち発泡ウレタンやポリエチレンフォームといったものはシロアリが好んで食べるため、シロアリ対策として不向きです。反対にグラスウールやセルロースファイバーはシロアリ対策に向いています。

グラスウールはガラス繊維のためシロアリが食害しにくく、セルロースファイバーに含まれる「ホウ酸」はシロアリにとって有毒な物質であるためです。

ウッドデッキ

ウッドデッキとは木材を使って組み立てた簡易的な広場のようなものです。ウッドデッキを休憩スペースや洗濯物を干すスペースとして活用したい方も多いでしょう。しかし、ウッドデッキはシロアリに狙われやすいため気を付けなければなりません。ウッドデッキの下は日陰となり湿気が溜まりやすいので、シロアリにとって住みやすい環境なのです。

ウッドデッキをシロアリの脅威から守るためには、ウッドデッキをシロアリが寄りにくい素材に変えておくことが大切。ハードウッドと呼ばれる硬い木材はとても頑丈なため、シロアリの食害を受けにくいです。また、アルミなどで作られた人工木という素材は、そもそも木材以外の素材で作られているため、シロアリ被害を受ける心配はほぼありません。

新築後に意識したいシロアリ予防方法

ベタ基礎のシロアリ対策を考えて新築を建てることは重要ですが、建てたあとも継続的にシロアリ予防をしておくことが、シロアリ被害に遭わないために大切です。以下の4点に気を付けてしっかりとシロアリ予防をしましょう。

定期的なシロアリ点検をする

まとめ

シロアリは1年中活動する昆虫で、人間から見えない場所からの侵入を狙ってきます。知らずのうちに侵入を許してしまわないよう、定期的な点検をすることが大切です。シロアリ被害を点検するにあたって、以下のポイントを意識してみましょう。

【シロアリ点検のポイント】
  • 家の外周を確認し、蟻道の有無を確かめる
  • シロアリ予防グッズに破損がないか調べる
  • 壁や床を軽くたたいて他とは違う音がしないかを調べる
  • 基礎コンクリートに劣化がないか見ておく

点検を毎日する必要はありませんが、思いついたタイミングでおこなうだけでも十分なシロアリ予防になります。また、点検の結果シロアリ被害が出ていることがわかったら、早めの段階で業者依頼をしてシロアリを駆除してもらってください。

風通しに気を付けた環境づくり

日本のシロアリ被害で特に多いのが「ヤマトシロアリ」という種類のシロアリ。北海道の北部以外で見られるほど生息範囲が広いため、対策を怠らないようにしましょう。ヤマトシロアリが好きな環境は、湿気が多くて腐敗した木材がある場所。そのため、湿気をため込まない環境づくりをしておく必要があります。

具体的には家の周りに物を置きすぎないようにする、除湿効果のある薬剤を使用するなど。特に床下やお風呂場は湿気が溜まりやすく、ヤマトシロアリが狙ってきやすいため、床下換気扇を取り付けるといった湿気対策をしておきたいところです。

エサとなる木材を閉まっておく

本来、シロアリは木の中や土の中で生活する昆虫です。そのため、庭の地面に設置する形で木材を置いていると、地中から穴を開けられて中の木材をスカスカに食害されてしまうおそれがあります。

シロアリをおびき寄せてしまわないよう、木材はなるべく室内に閉まっておきましょう。どうしても家に置けないという場合は木材全体を覆うことのできる丈夫なカバーを取り付けてみてください。カバーで遮断すればシロアリの侵入を防ぐことができます。なお、シロアリは木材だけでなくダンボールや発泡スチロールも食害するため注意が必要です。

床下に防蟻処理をほどこす(バリア工法)

シロアリの侵入予防だけでなく、万が一シロアリの侵入を許してしまったときの対策もしておくと安心です。そのための方法としてシロアリ駆除効果のある薬剤を床下全体にまく「防蟻処理(バリア工法)」という方法があります。あらかじめ薬剤散布をしておくことによって、侵入してきたシロアリを、木材へ到達する前に駆除することが可能なのです。

薬剤散布をDIYでおこなうのは安全面と手間の面でリスクがあるため、シロアリ駆除のプロにしてもらいましょう。なお、薬剤散布の効果が続く期間は約5年間なので、5年に1回は薬剤散布をやり直す必要があります。

まとめ

ベタ基礎はシロアリ対策をするうえで有効な施工方法ですが、完璧な対策ができるというわけではありません。経年劣化によるヒビからの侵入や、ベタ基礎とは別の場所からシロアリが侵入をしてくるおそれもあるため、新築後もしっかりとシロアリ対策をしましょう。

新築後で生活するにあたってとくに気を付けたいことは、定期的なシロアリ点検と薬剤散布。これら2つをおこなうことで、シロアリの早期発見や駆除につながりやすく、被害を最小限に抑えやすくなります。

また、薬剤散布は床下での危険な作業となるため、シロアリ駆除のプロにお任せしましょう。弊社では、シロアリ予防や駆除のための薬剤散布が得意なシロアリ駆除業者をご紹介しています。24時間365日受付をおこなっておりますので、困ったときにすぐ連絡いただくことが可能です。

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