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シロアリかどうか羽アリの特徴で見かけよう!駆除や予防対策も

シロアリは住宅を食い荒らしてしまうことでよく知られる害虫ですが、その姿を実際に見たことがあるという方はおそらく少ないでしょう。しかし、シロアリは姿をあらわすことはなくとも、とても身近に潜んでいるおそれのある虫です。

シロアリの被害に早く気付くためには、シロアリの特徴や見分け方を知っておくことが大切です。発見が早ければ、そのぶん被害を最小限に食い止めることができます。

今回はシロアリという虫の特徴や、見つけたときの対応についてご紹介していきます。シロアリの対処にお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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シロアリという害虫の特徴。見分けるために知っておこう

シロアリはその名前はよく知られているのに対し、普段目にする機会はあまり多くはありません。シロアリは普段どこに潜み、どのように生きている昆虫なのでしょうか。ここでは、シロアリの生態や、ほかの昆虫との見分け方についてご紹介いたします。

シロアリは見えないところで食害を起こしている

シロアリは、大規模な群れを成して行動する体長3mm~7mmほどの非常に小さな虫です。アリといえば、クロアリの特徴であるくびれた胸部と丸く膨れた腹部を思い浮かべるかもしれません。

ですが、シロアリはクロアリとは違い、くびれのない寸胴な体をもっています。クロアリと比べて頭も大きく、見比べてみると違う点が多くあることがわかります。じつはシロアリは分類としてゴキブリの仲間であり、アリとはまったく関係ない分類の生物なのです。

そして、シロアリの姿を見ることが少ないのは、彼らが行動している場所が原因です。シロアリはおもに木を食料としますが、木の表面を食べることはあまりありません。シロアリは地中から木の内部に侵入し、そのまま内部をひたすら食い荒らしていきます。

木にはセルロースという成分が含まれており、シロアリはそのセルロースを栄養源としています。木の内部を食べられることで、外から被害がわかる状態になったときには、すでに家中がスカスカになっていることもあります。

シロアリ|階級によって違う【役割】

シロアリは群れの中で階級によってそれぞれ役割をもっており、役割に応じて特徴が異なっています。シロアリの階級とその特徴、役割については次のとおりです。

女王アリ
【役割】交尾と産卵
【特徴】・ひとつの巣に一匹生息しており、つねに巣の中で生活をする。
    ・女王アリが死んでしまった際にかわりとなるのが、副生殖虫(副女王アリ)。

羽アリ
【役割】巣の外に出て、新たな巣を見つける
【特徴】・基本的に目にすることが多いのが「羽アリ」。
    ・シロアリの全体に対し、約3%が該当する。

ニンフ
【役割】えさを幼虫に与える
【特徴】・羽アリや副女王アリになる前の段階。
    ・羽アリになったニンフは、群飛の時期になると巣から飛び立つ。
    (群飛の時期はシロアリの種類によって異なる)

兵アリ
【役割】巣に侵入するクロアリなどから、巣を守る
【特徴】・シロアリの全体に対し、約3%が該当。

働きアリ
【役割】えさを集める(メイン)、幼虫の世話、巣の構築など
【特徴】・シロアリの全体に対し、約95%が該当。

このように、目にする可能性のある「羽アリ」についての特徴を知っておくことで、シロアリの早期発見につなげることができるかもしれません。

クロアリの羽アリとの違いについて

羽アリはシロアリからもクロアリからも生まれるものです。両者を見分けるための一番の特徴となるのは、おそらく羽でしょう。

アリは蜂から進化した昆虫です。クロアリの羽アリは、前後で大きさの違う4枚の透明な羽を、左右で対になる形で有しており、蜂にそっくりな姿になります。

対してシロアリの羽アリは、4枚すべて同じ大きさの半透明の羽をもっています。羽はクロアリのものに比べて大きく、閉じると体をすっぽりと覆ったうえで、さらに後ろに大きく余るような形になります。

ひとつ注意したいのは体色です。羽をもたない兵アリや職アリは、シロアリという名前のとおりに白い体をもっています。しかし、外に出る役割をもつ羽アリは、日光の紫外線から体を守る必要が出てくるため、メラニン色素をもつようになり、体色が変化するのです。

そのため、種類によってはクロアリと同じように、黒い体をもっていることもあります。体色による誤認を起こさないよう、羽の形状や体形の違いなどで種類を見分けるように意識しましょう。

判別が難しい場合は?

見た目の違いさえ知っていれば判別は可能なものの、姿を確認する前に逃げられてしまうこともあるかもしれません。また、そもそも気持ち悪くて目に入れたくない、という場合もあることでしょう。

もし判別が難しい場合は、念のために業者を呼んで、シロアリが棲みついていないか確認してもらうのがよいかもしれません。弊社では、シロアリが棲みついているかどうかの現地調査を承っております。お近くの業者を派遣して迅速に対応いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

もしシロアリだった場合にすべき対策とは

もし確認したのがシロアリだった場合、焦らずに落ち着いて対応をとるべきです。羽アリが単独で飛んでいるのは、これから巣をつくるため、もしくはただ室内の光に吸い寄せられて飛んできただけ、という場合もあります。

まずは本当にシロアリが棲みついているのか、棲みついているならどれだけの被害を受けているのか、業者に調査をしてもらいましょう。

業者は調査のみであれば無料で承っていることが多いので、まずは調査を依頼したあと、駆除まで依頼するかどうかを検討するとよいでしょう。自分で駆除をする方法もありますが、できれば駆除まで業者におこなってもらうのをおすすめします。

シロアリ駆除を自力ですることは難しい

シロアリ駆除を自力ですることは難しい

シロアリをきちんと駆除するのであれば、巣の場所を突き止めて根本から退治するべきです。シロアリの女王は1年中繁殖をおこなっており、種によっては1日ごとに数百個以上の卵を産み続けます。仮に目の前に発生しているシロアリを駆除したとしても、女王が潜む巣からはまた、次々と新たなシロアリが産まれ出てしまうのです。

また、巣の場所を突き止めたとしても、下手に刺激してしまうと、家の中のべつの場所に巣を移動してしまうこともあります。そうなると群れが分散してしまうこともあり、家の中に複数の巣が形成されることになります。こうなると、完全な駆除は非常に難しくなるでしょう。

業者では、床下の木材に対して殺虫剤を注入したり、専用の毒エサを使用した駆除作業をおこなったりします。殺虫剤の塗布には噴霧器などの機材が必要になるほか、狭い床下に潜っての作業は、素人にはなかなか骨の折れるものです。本格的な駆除は手慣れた業者に依頼して、確実に済ませるようにするとよいでしょう。

もしシロアリではなくても予防をしっかりしておこう

もし出ているのがクロアリやほかの虫だったとしても、これを機会にシロアリ予防を考えるのもおすすめです。業者ではシロアリ予防の依頼も承っています。

もし過去にシロアリ予防をしてもらったことがある、という場合でも、年数がたっている場合はもう一度施工してもらったほうがよいかもしれません。防虫剤による予防効果はおおよそ5年で効力が切れるといわれており、それをめどに再度の作業が必要になります。

弊社でもシロアリ予防に関するご相談を承っております。もし業者をお探しの際は、ぜひ一度お問い合わせください。

シロアリにもいろいろな種類が!その違いとは

シロアリ、と一口にいってもその種類はさまざまで、地球全体では約2,000種以上のシロアリが発見されています。ここでは、日本の住宅でよく見られる3種のシロアリについてご紹介いたします。

シロアリの種類によって対処もかわってくるため、種類まで事前に特定できれば、業者もスムーズに作業をおこなうことができます。ぜひ参考にしてください。

ヤマトシロアリ

ヤマトシロアリ

ヤマトシロアリは、北海道北部をのぞく日本全国の地域に生息しているシロアリです。羽アリは黒い体をもっており、4月~5月にかけて発生します。

ヤマトシロアリはエサとして食べた場所をそのまま巣穴として使うのが特徴で、よりよいエサ場を探してつねに移動を続けています。くわえて非常に臆病な性格をしているため、刺激を与えることで分散され、家の各所で被害が出てしまうケースもあります。

イエシロアリ

シロアリの中でも、棲みつかれた際の被害が特別大きいといわれる種類です。その理由は、ほかのシロアリに比べて数倍~数十倍以上の規模になる大きな群れを形成していることです。この群れの頭数にまかせて、とてつもないスピードで家を侵食してしまいます。

また、つねに移動しているヤマトシロアリと違い、エサ場とは別に巣を用意して定住していることも特徴的です。このことから、なかなかエサ場を手放すことがないため、長期間にわたって被害を受けてしまうこともあるでしょう。羽アリは黄褐色の体をもっており、6月~7月の夕方ごろに発生します。

アメリカカンザイシロアリ

近年日本全国で局所的に被害が報告されてきているシロアリです。羽アリは赤褐色の体をもっており、おもに7月~9月にかけて、昼間に発生します。ただし、アメリカカンザイシロアリに関しては冬などでも羽アリの目撃例があり、温暖な気候であれば季節関係なく目撃する可能性が高いでしょう。

先に紹介した2種が「地下シロアリ」と呼ばれているのに対し、アメリカカンザイシロアリは「乾材シロアリ」に分類されています。

多くのシロアリは湿気を好み、朽ち木や湿った木を中心に食害を引き起こします。しかし、乾材シロアリは乾いている硬い木材でも構わず食い荒らすため、住宅はより被害を受けやすくなります。日本全国に生息域を広げつつあるとみられており、これから警戒するべきシロアリだといえるでしょう。

それぞれの特徴はあるものの、どのシロアリに被害を受けても大きな損害になることはかわりません。これらの特徴をもった羽アリらしき虫がいたら、すぐに対処をしましょう。もし業者選びで悩んでしまったら、ぜひ一度弊社にご連絡ください。

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編集者情報

編集者

鈴木宏則 シェアリングテクノロジー株式会社 シロアリ110番 編集長

2015年より編集者としてシロアリをはじめとした害虫駆除に対する記事、100本以上の執筆に携わる。現在も編集者として活動、記事の構成・執筆・現場取材など様々な業務に従事。

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