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ヒノキの家もシロアリ対策は必須です!人気のパイン材家具は特に注意

ヒノキの家もシロアリ対策は必須です!人気のパイン材家具は特に注意

木の温もりが感じられる木造住宅はとても魅力的です。しかし、木材はシロアリの好物なので、被害にあわないよう事前に対策をしておく必要があります。

その際、ひとつの説として「ヒノキはシロアリ被害にあわない」というものがありますが、じつは間違った説なのです。比較的ヒノキを好まないというだけで、まったく被害にあわないわけではありません。建材にヒノキを使用する場合でも、忘れずに対策はおこないましょう。

また、家具などによく使われるパイン材はシロアリが好む木材です。ヒノキであっても対策が必要なのですから、パイン材を使用する場合は対策を怠らないようにしてください。

本記事でシロアリの好みの木材、木造住宅におこなうべきシロアリ対策についてしっかりと知識をつけていきましょう。

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ヒノキがシロアリに強いといわれる理由

パイン材の特徴

木材を食い荒らす害虫として有名なシロアリですが、人間にも食べものの好みがあるように、シロアリにも好きな木材と嫌いな木材があります。

そして、日本の建材でシロアリに強いといわれているもののひとつがヒノキです。ヒノキに含まれるαカジノールという成分がシロアリやダニなどの害虫を防ぐ効果があるといわれています。

さらに、ヒノキにはヒノキチオール(ヒノキオールと呼ばれることもある)という成分も含まれているのですが、ヒノキチオールの香りがシロアリの苦手とする香りなのです。

以上の理由から、木造住宅を建てる際にヒノキを使用するというのは、シロアリ対策として効果的といえます。ただし、シロアリの苦手な木材を選択するだけでは不十分です。予防用の薬剤を散布するなどして、より被害にあいにくい家を目指しましょう。

なお、薬剤散布をする場合は、作業時の安全面を考慮して、プロのシロアリ駆除業者に依頼するのがおすすめです。弊社であれば、ご要望に沿う業者を厳選してご紹介することができますので、ぜひご利用ください。

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ヒバやタイワンスギなどもシロアリに強い

シロアリに強い木材は、ヒノキだけではありません。木造住宅やウッドデッキなど、用途によってさまざまな木材を使用する可能性があるので、あらゆる種類の特性について覚えておきましょう。

●ヒバ
ヒバはヒノキ科に属する樹木ですが、比較的まっすぐ育つヒノキと違ってねじれながら育つため、より個性的な木目が楽しめます。ただし、特徴はそれだけではありません。頑丈で腐りにくく、ヒノキと同様にヒノキチオールというシロアリが苦手とする成分が含まれています

●米ヒバ
名称には「ヒバ」とありますが、分類としてはヒノキと同じヒノキ科ヒノキ属の樹木です。木材として使用した場合の木目の美しさなど、見た目に関してはヒノキとよく似ていますが、腐りにくさや防虫効果に関してはヒバによく似ています。

●イタウバ
ウッドデッキによく使われる木材で、空気と紫外線によって変化する色合いを楽しむことができるほど耐久性・耐水性があるのが特徴的です。防虫・防腐処理が不要といわれるほどの素材なので、ウッドデッキにはおすすめの木材といえます。

●杉
ヒノキ同様に日本でよく使われる建材で、木の内側である心材と呼ばれる部分が、シロアリに特に強いとされています。

●ウリン材
ハードウッドと呼ばれる硬質な木材です。シロアリはやわらかい木材を好みます。ウリン材には防腐作用のある成分が含まれていて、やわらかくなりにくいので、シロアリ被害にあいにくいです。

●レッドシダー
耐久性の高さや加工のしやすさから、ウッドデッキによくウエスタンレッドシダーが使われます。比較的腐食に強いのもシロアリに強い理由のひとつです。

●ローズウッド
ハードウッドの一種で、非常に硬い木材です。赤紫っぽい色が特徴的なので、木製家具を選ぶ際などにローズウッドを選択すると独特の雰囲気が出るかもしれません。

パイン材などのやわらかい木材は狙われやすい

前章でご紹介したような、シロアリに強い木材がある一方で、シロアリが好んで食害する木材も存在します。どのような場所に使われる木材なのか、なぜ被害にあいやすいのか確認してみましょう。

●パイン材
パイン材とは、おもに北米産の松から作られた木材です。欧州赤松(ベイマツ)はレッドウッドとも呼ばれています。やわらかくしなやかで加工がしやすいうえに、ホームセンターで安く購入できるため、DIYの材料としても人気です。

レッドウッドの集成材は、建材に使われることも多いですが、高級家具の材料としてもよく使われています。しかし、シロアリはやわらかい木材を好むのです。強度のある集成材でも、シロアリには狙われやすい木材といえます。

●松
パイン材になるような赤松だけでなく、カラマツやクロマツ、トドマツなどもシロアリが好むやわらかい木材です。ご自宅に松を使用したいという方は、防蟻処理をしっかりとおこなった木材を使いましょう。

●ホワイトウッド
北欧原産のやわらかくて白っぽい木材です。比較的強度が弱く、水にも弱いため、腐りやすいという特徴があります。やわらかい木や枯れ木を好むシロアリにとってはとてもいいエサとなります。

●モミ
クリスマスツリーとなるモミもやわらかい木材です。建材として活用する場合はもちろん、庭のシンボルツリーとして植える場合も、シロアリのすみかにされる危険性があるので注意してください。

木造住宅を建てるならしっかりシロアリ予防をしよう

さまざまな種類の木材と、シロアリの好みについてご紹介してきましたが、大切なのはどのような木材を使用するとしてもシロアリ予防は必須であるという点です。木造住宅で安心して生活できるよう、さまざまなシロアリ予防法を覚えておきましょう。

薬剤を使用する

シロアリ予防の薬剤

家の土台となる木材に薬剤を散布したり注入したりするのは、業者依頼が必要です。しかし、木製の家具や目に見える場所に使われている木材であれば自分で予防用の薬剤(防虫塗料と呼ばれるものもある)を塗布することができます。

ペンキのようにハケなどで塗布するものや木材に流し入れるものなど、種類はさまざまです。どこに使用するかをよく考えて、使いやすいと思うものを購入しましょう。ただし、用法用量を間違えると健康被害が出るおそれがあります。必ず決められた使用量を守って使ってください。

なお、防虫塗料には防腐剤や防カビ剤が含まれている場合が多いです。湿気が多く腐食した木材やカビの多い場所は狙われやすい傾向にあるので、防腐剤や防カビ剤が含まれているものを積極的に使いましょう。

ただし、炭の塗料がシロアリ対策として紹介されていることがありますが、炭の効果はあまりあてになりません。湿気を吸う効果を期待して土壌にまいたり炭の塗料を塗ったりしても、蟻道を作られたら意味がないのです。

シロアリが通路として作る蟻道の内部はシロアリにとって快適な環境になっています。炭が周りの湿気を吸収したとしても、蟻道の中の湿度までは調節できません。炭を嫌がって木材を口にしなくなるという例もないので、防虫効果のある薬剤や塗料を選ぶようにしましょう。

液体ガラスを使用する

液体ガラスは、誰でも気軽に使えるものではありません。そのため、どのようなものか知らないという方も多いと思われます。

液体ガラス
その名のとおりガラスを液体にしたもので、木材にコーティングしたり木材に浸透させたりすることで木材を強くする効果があるものです。

液体ガラスの効果は防蟻効果だけでなく、木材の弱点となる可燃性や紫外線などによる劣化を抑える効果もあります。ガラスの性質によって、燃えにくく硬度のある素材になるのです。

ただし、液体ガラス加工ができる業者は限られているので、事前に依頼先を調べておく必要があります。気になる方はチェックしておきましょう。

家の中にエサとなるものを置かないことも大切

木材がシロアリのエサになるからといって、木製の家具などを一切置いてはいけないということではありません。生活に必要ないものを放置しておかないことが大切なのです。

DIYで棚や家具などを作ったときの木材のあまりや、引越しの際に使ったダンボールなどが、生活に必要ないものに該当します。使用する予定がない場合は、すぐに処分しましょう。

なお、木材や段ボールなどは家の中になければいいというわけではありません。庭や倉庫にあったとしても、エサを目当てに集まったシロアリが巣を作り、さらに多くのエサを求めて住宅に侵入してくる危険性があります。処分を後回しにして放置するのではなく、不要なものは早めに捨ててしまいましょう。

湿気がたまらないようにする

日本において被害の多いシロアリは、湿気の多い場所を好む傾向にあります。換気扇を設置して屋根裏や床下に湿気がたまらないようにしましょう。木の風合いや肌ざわりを楽しむために、フローリングに無垢(むく)材を使用する方も多いです。床下の換気はフローリングを守るためにもよいことなので、積極的に対策していきましょう。

また、屋根裏や床下以外でも湿気がたまる可能性はあります。リビングやキッチンなども適度に換気をおこない、床や壁が湿らないようにしてください。

ご紹介したような対策をおこなうことで、シロアリを予防することはできます。しかし、薬剤の散布漏れや不要な木材と紙類の捨て忘れなどによってシロアリが発生する危険性はゼロではありません。

シロアリ被害は、放っておけば家全体に広がり、建物に大きなダメージを与えることになります。シロアリを見かけたり食害された跡を見かけたりしたら、早めに業者に相談しましょう。

駆除をおこなう前の見積りや調査は無料でおこなってくれる業者もたくさんあります。弊社にお問い合わせいただければ、迅速に対応できる業者をご紹介することも可能です。ご相談窓口は24時間年中無休で対応しておりますので、いつでもご連絡ください。

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編集者情報

編集者

鈴木宏則 シェアリングテクノロジー株式会社 シロアリ110番 編集長

2015年より編集者としてシロアリをはじめとした害虫駆除に対する記事、100本以上の執筆に携わる。現在も編集者として活動、記事の構成・執筆・現場取材など様々な業務に従事。

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