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【イエシロアリ対策マニュアル】駆除方法&ヤマトシロアリとの違い

イエシロアリがいるかも?自分でできる確認法と適切な対処法について

日本で家を食べる虫と言えばイエシロアリとヤマトシロアリが代表的です。シロアリたちは、ある日突然やってきて家を崩壊させるほどの力を持つため、地震や台風と同じ災害のような存在です。

しかし、自然災害と違いシロアリは事前に予防・駆除することで被害を最小限にとどめることができます。そのためにはシロアリがどのような昆虫なのかを知り、シロアリを早期発見することが重要です。

この記事ではシロアリの中でもとくに食害スピードの早いイエシロアリについて、ヤマトシロアリとの違いや見た目の特徴、羽アリになる時期なども含めてご紹介します。
彼らの生息する地域、生態や危険性、自分でできるチェック法、最後には駆除対策も解説していきますので、シロアリの存在が気になる方はぜひ参考にしてみてください。

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イエシロアリって?特徴や生態をヤマトシロアリと比較

日本で家を食べるシロアリは、ヤマトシロアリ・イエシロアリ・アメリカカンザイシロアリ・ダイコクシロアリの4種です。今回はその中でも家を食べるスピードが速くて世界中で恐れられているイエシロアリと、日本で最も被害件数の多いヤマトシロアリについて、違いを表などで比較しながらご紹介します。

外見

イエシロアリとヤマトシロアリの共通点は、乳白色の体と、粒状のフシが連なった触覚です。どちらも黒アリのような胴体のクビレがなく、ずんぐりとした体形です。
まずは最も比較しやすい兵アリを例に、イエシロアリとヤマトシロアリの違いを解説していきましょう。

イエシロアリの兵アリ

ヤマトシロアリの兵アリ

兵アリとは4段階あるシロアリの「階級」の1つで、主な仕事は見張りと防衛役です。
イエシロアリの兵アリの頭部は卵型なのに対し、ヤマトシロアリの兵アリの頭部はやや大きく円筒形をしています。色はよく似ていますが、体長が若干イエシロアリの方が大きく4.5~6.5mm前後で、ヤマトシロアリは3~6mm前後です。

また、分かりやすい特徴としてイエシロアリの兵アリは攻撃的で指を近づけると噛みついてくる傾向ですが、ヤマトシロアリの兵アリは見張りをしているだけで攻撃はせず、逃げるものが多いです。

階級 イエシロアリの特徴 ヤマトシロアリの特徴
兵アリ 敵に噛みつく
4.5~6.5mm前後
頭部が褐色で体は乳白色
大きな牙
敵から逃げる
3~6mm前後
頭部が褐色で体は乳白色
大きな牙
羽アリ 8㎜前後
体は褐色
羽は半透明のクリーム色
5~7㎜前後
体は黒に近い褐色
羽は黒っぽい半透明
働きアリ 6㎜前後
体は乳白色
3~4㎜前後
体は乳白色
女王アリ 最大40㎜と大きい
体は褐色&乳白色
15㎜前後
体は褐色&乳白色

比較してみると、女王アリのサイズや羽アリの色にも大きな違いがあることが分かりますね。

発生時期

羽アリの場合は見た目だけでなく、発生時期でも見分けることができます。
イエシロアリが羽アリになって群飛する時期は6~7月の午前中から夕方の間が多く、ヤマトシロアリはそれよりも早い4月~5月の夕方から夜を中心に発生します。

ただ、専門家でもない限り「自分で100パーセント確実に見分けられる!」と断言できる人は少ないかもしれません。シロアリは種類によって適切な駆除方法が違うため、最初の見分けを間違えると大変です。もし判断に自信が持てなかったら、無料相談やプロによる調査を利用すると安心でしょう。

イエシロアリとヤマトシロアリの違いについては、こちらの記事もご参考にどうぞ。

分布・生息地

イエシロアリは寒さに弱いため暖かい地方で多くみられ、千葉県より西の海外線に沿った地域で被害が多発しています。乾燥にも弱く、湿気のある土地を好みます。しかし、乾燥している場所に水を運ぶことができるため、湿気の少ない所でも巣営できてしまうのです。

ヤマトシロアリは寒さに強く、被害が目立たないのは北海道北部だけです。ほぼ日本全土で生息しており、最も被害件数が多いとされています。イエシロアリよりも食害スピードがゆっくりであることが、かえって発見を遅らせてしまうケースが多いようです。

生態

シロアリは階級を持つ社会性昆虫であるため、コロニー(巣)の役割分担がきっちり決められています。卵を産む女王がトップ、エサの採取や掃除や巣の構築をする労働職、外からの攻撃に備える兵隊といった階級制度となっています。

イエシロアリは最大3万匹ほどでコロニーを形成し、一か所に長く営巣する定住型です。餌場や巣を放棄することはめったになく、前述のように敵が攻めてくると逃げずに戦う攻撃タイプです。

一方ヤマトシロアリは100万匹もの群れで活動しますが、巣は作らず餌場に滞在します。巣を守る必要がないため、敵がきても攻撃せずに逃げるタイプです。

天敵

シロアリはタンパク質が豊富な生き物なので、クモや黒アリといった昆虫、スズメなどの鳥、モグラやカエルなどに狙われています。シロアリの天敵はとても多く、1匹でいると弱いため集団行動をして自分たちを守りながら生き延びています。

羽アリに注意

羽アリは繁殖時期になると各地で大量発生します。まれに巣分かれという、コロニー内で増えすぎた群れを分けて調節するために羽アリとなって移動している場合もあります。

敷地内で羽アリをみると「シロアリがいるのかな」と思われがちですが、必ずしもそうではありません。羽アリの中でも黒アリの羽アリであることも多いです。黒アリの羽アリは基本的に家への被害はないので安心してください。シロアリと黒アリの羽アリは見た目で判断できるので、もし見かけたら落ち着いて観察してみましょう。

見分けポイント
  • ・羽の大きさ…シロアリは4枚の羽の大きさがほぼ同じです。黒アリは前後で大きさが違います。
  • ・体のライン…羽アリはクビレがなく寸胴ですが、黒アリはクビレがあり細めです。

羽アリの見分け方や対処法について詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。

注意したいのが、もし黒アリだった場合でも数が多いならシロアリも付近にいる可能性があります。先述のようにシロアリの天敵は黒アリです。黒アリはシロアリを捕食するため、敷地内のどこかにあるコロニーを狙って集まっている可能性が高いです。
もし羽アリや黒アリの数が気になったら、シロアリもいるとみて一度調査しておくのが賢明でしょう。

イエシロアリを放置すると危険なの?

もしイエシロアリが現れたら十分に注意してください。たまたま風で1匹だけ飛ばされた場合もあれば、すでに家に住み着いている可能性もあります。ここからは、イエシロアリをそのままにするとどんな被害が想定されるかをお伝えします。

家の耐久度が低下

イエシロアリがいるか点検してみよう

イエシロアリはセルロースという繊維を主食としているため、畳や大切な家具もエサにしてしまいます。木造の家の柱はもちろん床下の土台も食べるため、知らないうちに柱や床下が空洞になっていることも多いです。エサ場へつき進むためなら鉄筋コンクリートをも噛み破るパワーを持つため、そのままにしておくと家が傾き、地震によって崩壊する可能性も大いにあります。

大きな出費

家が浸食されれば修復、リフォーム費用が必要になります。家具も買い替えとなり、柱もシロアリ被害にあったなら入れ替えなければいけません。家の土台から修復、建て替えとなった場合などは大きすぎる出費になってしまうでしょう。
放っておけばおくほど被害が拡大し、修繕費とシロアリ駆除費用も拡大していってしまうのです。

ご近所トラブル

シロアリはそこに土があれば必ずいると言っても過言ではないため、隣の家のシロアリが自分の家にくるケースよりも、床下の湿気といった環境によって家に引き寄せていることがほとんどです。そのため、隣とは違う群れ・種類のシロアリであることが多いのが実状です。

しかし、もしご自分の家でシロアリ被害があった場合、ご近所の方からすると「うちに隣のシロアリが飛んでくるかもしれない」と思われることはあるでしょう。そのため、ご近所でシロアリ被害が出たときはまっさきに疑われトラブルになる可能性はあります。

イエシロアリがいるか点検してみよう

ここでは、自宅にイエシロアリがいるかを自分で点検する方法をお伝えします。シロアリは音をたてずに家を食べるので、気づいたときには遅かったというケースも多いです。早期発見のため、ぜひ一度チェックしてみてください。

蟻土、蟻道はある?

イエシロアリを放置すると危険なの?

イエシロアリやヤマトシロアリは弱いため、そのままの姿で歩き回ることは少ないです。蟻道という土のトンネルを作りその中を歩きます。不自然な土の道や土がこんもりと盛られた箇所蟻土)を発見したら、そっと指で崩してください。

シロアリが顔を出すことがあります。注意点はすべて壊さないことです。シロアリが逃げてしまい、またシロアリを探すことになります。これから駆除をする場合、業者にとって蟻土・蟻道が重要な手掛かりになるので、手掛かりを消さないようにしましょう。

畳や床から音がしない?

畳や床がギシギシと音がした場合、床底が食害されているかもしれません。食べられると空洞になるので、床を支えていた柱も土台も弱くなり、いつ底が抜けるかわからないため大変危険です。

柱をたたくとどんな音?

柱をたたいたとき、手ごたえのない音(空洞音)がしたら中を食べられている可能性が高いです。柱は重い屋根や壁を支えているので、たとえ1本でも耐久性がなくなると屋根が落ち、崩壊してしまいまうかもしれません。

水回りの床がフカフカする?

湿気を好むシロアリは、キッチンや洗面所といった場所をとくに気に入ります。そのため、水回りの床を踏むとへこむようであればシロアリのしわざかもしれません。

羽アリ発見?

さきほど黒アリの羽アリと、シロアリの羽アリについて軽くお伝えしましたが、シロアリの羽アリを発見したときは特に注意してください。

イエシロアリは定住型でめったに引っ越すことはしませんが、コロニー内でシロアリの数が増えすぎた場合、巣分かれで大量に追い出されることがあります。そのとき羽アリは飛んで次のコロニー探しの旅に出ます。もし敷地内で羽アリを見かけたら、自宅のどこかにあるコロニーから出てくところかもしれません。

イエシロアリ発見!駆除方法について

上記でチェックした結果、イエシロアリの存在を感じたらすぐに対処が必要です。イエシロアリは年間に柱3本を食い尽くすスピードと言われています。

自分でできるDIY駆除

イエシロアリ発見!駆除方法について

【ベイト工法】
シロアリ駆除の中でも、もっともポピュラーな方法です。薬剤セットは量販店で買えるので手に入りやすく、作業自体は難しくないため初心者の方でも手軽に扱えます。

家のまわりにステーションと呼ばれる容器をセットします。この中には毒エサが入っており、シロアリの習性を利用して巣ごと全滅させる駆除方法です。シロアリは、エサを見つけると仲間におすそ分けをする習性があるので、エサを巣に持ち帰らせて巣の中のシロアリも駆除するというしくみです。

シロアリが全滅したか確認する必要がありますので、全滅したと確認できるまで数回繰り返しおこなうようにしましょう。

【薬剤散布】
柱などの木材、また床下の土壌やコンクリートに薬剤を塗ることで、シロアリを家の中に侵入させないようにします。木材に直接塗るタイプや、シロアリに直接噴射するスプレータイプなどいろいろな種類があり、値段がお手頃な商品もあるため自分に合うものを選べます。

しかし、薬剤散布は即効性はありますが、ニオイや大量散布のため人体への影響が心配されます。

DIYでのシロアリ駆除方法をさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参照ください。自分で駆除するときの注意点や、業者を利用したくなった場合の費用相場も分かります。

プロにおまかせ業者に依頼

シロアリ駆除は一度おこなえば100パーセント駆除できるというものではありません。シロアリはとても小さいので、木材の細かな隙間に生き残っていることは十分にあります。そのためプロの業者でさえ、2回目の駆除を行うことが多いのです。

素人ではシロアリ駆除を完璧にできない可能性が高いため、その後も被害が続くことがあります。もし、シロアリ駆除で困ったときはプロの業者へ相談することをおすすめします。

まとめ

イエシロアリに狙われて気付かないまま食害が進むと、家が崩壊するほどの大きな損傷を受けます。自分の家だけでなくご近所とのトラブルにも発展し、長く住んでいた家を手放すことになるかもしれません。イエシロアリがいるかも、と感じたら早急の対応が必要です。小さな昆虫ですが何百万と集まれば脅威となります。

もしイエシロアリを発見したときは適切な駆除が必要です。大切な家を守るため、ご自分での駆除作業に限界を感じたときはプロの力を借りることも検討してください。

シロアリ駆除はいかに早く場所を突き止め、確実に食い止められたかで後に必要となる費用が大きく変わっていきます。目利きによる調査と、土中や壁の内部までいたる徹底的な駆除将来的なコストを抑えることに繋がります。ここでご紹介したようなシロアリのサインを見つけたら、すぐに専門家に相談して被害を早期に食い止めましょう。

相談先に迷ったら、まずは業者の無料相談をいくつか活用してみるのがおすすめです。その業者の雰囲気や、これからやるべきことが分かるので不安がどんどん解消できるはずです。調査してもらった結果「勘違いでシロアリはいなかった!」となれば、心底安心できることでしょう。

弊社でも24時間対応でお問合せを受け付けておりますので、ぜひお好きな時間にお気軽にご相談ください!

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編集者情報

編集者

鈴木宏則 シェアリングテクノロジー株式会社 シロアリ110番 編集長

2015年より編集者としてシロアリをはじめとした害虫駆除に対する記事、100本以上の執筆に携わる。現在も編集者として活動、記事の構成・執筆・現場取材など様々な業務に従事。

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