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ダイコクシロアリの生態や加害性と駆除方法まとめ

ダイコクシロアリの生態や加害性と駆除方法まとめ

 

シロアリは大切な家などに甚大な被害を出す害虫ですが、種類によって生態や生きていける環境が変わります。そのためさまざまな環境でシロアリ被害は発生します。シロアリが家屋に侵入するときは、地中から侵入することがほとんどですが、羽アリが地上から侵入してくることもあります。シロアリは湿気が多い家屋がよく標的にすると言われていますが、湿気が少ない家屋でも被害を出すダイコクシロアリという種類のシロアリもいます。今回はこのダイコクシロアリについてご紹介いたします。

 

ダイコクシロアリの分布地域

ダイコクシロアリは世界中の熱帯地域に分布しています。そのため日本では沖縄県が主な分布地となっていますが、東京都の小笠原諸島などにも分布しています。発生する時期は1年中で、5月から8月までが一番発生が多い時期になります。しかし、この一番多い発生時期は、飛来する時期にあたるため、実際は1年中家屋に発生しています。

 

ダイコクシロアリの大きな特徴は、乾燥にきわめて強いことです。一般的に知られているシロアリの特徴として湿気を好む事が挙げられますが、ダイコクシロアリの場合は、反対に湿気を嫌う傾向があります。乾燥に強いことから水がない場所でも生息できるため、乾燥している家屋でも被害に遭うことがあります。また、ダイコクシロアリは世界で最も恐れている“乾材シロアリ”の一種でもあります。

 

ダイコクシロアリの特徴には寒さに弱いことも含まれます。その影響で1年中気温の差が少なく、冬になってもあまり寒くならない沖縄県に分布が集中してしまうこともわかります。生態としては比較的小さな集団で生活します。他のシロアリのように蟻道や特別な巣を作ることができないので、遠い木材への移動ができないことから孔道のなかで生活しています。

 

またその姿も独特で、ダイコクシロアリは体の4分の1が頭部になっており、その大部分が顎になっています。この大きな顎は兵蟻が活用します。ダイコクシロアリが巣を作ると、いくつかある巣の出入り口をこの兵蟻が守ります。その兵蟻は外敵が巣の中に侵入しようとすると、その大きな顎を巣の出入り口に押し付けて、外敵の侵入を防ぎます。

 

ダイコクシロアリの特徴はフンにもあります。ダイコクシロアリは直腸で排泄物から水分を吸収するため、砂粒状の形をしたフンが形成されます。そのためこのような形状のフンがある場合は、ダイコクシロアリの被害に遭っていると判断できます。

 

ダイコクシロアリの侵入経路

ダイコクシロアリの侵入経路

 

ダイコクシロアリは蟻道を作ることができないため、他のシロアリのように地中から家屋に侵入してくることは稀です。そのため主な侵入経路は、梱包材や家具などの持込みによるものが多いとされています。少数のはたらき蟻からすぐに繁殖し、集団を作ってしまうため、数匹ダイコクシロアリが梱包材の中に紛れているだけで、運ばれてきた家屋は被害に遭ってしまいます。

 

梱包材の他にも海外からピアノを輸入するときや、アンティーク家具、木製ステレオなどもダイコクシロアリが潜んでいる可能性があります。また群飛時期などには、建材として使用する乾材に飛来し、そのまま住み着いてしまうおそれもあります。日本では、沖縄県からの移入建材に混じって日本本土で発見されていることもあり、このまま日本の平均気温が上がり続ければ、日本本土への侵食も近いとまで言われるほど、身近になってきたシロアリです。

 

ダイコクシロアリの加害性と羽アリの群飛時期

ダイコクシロアリは乾燥に強いことから、他のシロアリのような水分が必要なく、湿度が低い場所でも生活できます。そのため風通しが良く、シロアリに強いと言われる家屋でも被害に遭うことがあります。

 

主な被害は他のシロアリと同じように、建材への被害です。行動範囲が他のシロアリよりも狭いことからなかなか被害に遭っていることがわからず、早期発見が難しいと言われています。そのため分布地域では、定期的なダイコクシロアリのフンチェックが行われています。

 

ダイコクシロアリの群飛時期は他のシロアリよりも長く、3月から11月まで行われます。主に夕方から夜にかけて数回に分けて少数で群飛します。走光性で光に集まる習性があり、電灯や外灯などによく集まると言われています。

 

ダイコクシロアリの駆除は困難

ダイコクシロアリの駆除は困難

 

ダイコクシロアリは乾燥した建材でも食害することから、効果的な対策がないと言われています。他のシロアリのように水回りの建材にいることが少なく、発見することも難しいとされています。このように防除が難しいことも、世界で最も恐れられている乾材シロアリと言われている理由の一つです。侵入を防ぐのが最も効果的な対処方法と言われていますが、被害に遭ってしまったときの駆除方法はあるのでしょうか。完全に駆除をする方法は薫蒸処理とホウ酸塩系処理剤での駆除があります。

 

・薫蒸処理

家屋全体をシートで覆い、密封するという大掛かりな処理方法です。密封した中に毒ガスを入れて、すべての生物を駆除する他の生き物への影響もある方法です。薫蒸処理後は家の中に毒ガスなどの影響は残ることはないので、そのまま過ごすことができますが、処理中は3日間家に入ることはできません。

 

・ホウ酸塩系処理剤

ホウ酸塩系は哺乳類への毒性が低く、ゴキブリなどの害虫駆除にも使われるものです。このホウ酸塩系処理剤は家を空けることなく処理できることが強みです。しっかりと被害が出ている箇所に処理剤を使うことができれば効果があります。

 

この2つの方法は自分で行うことは難しいため、シロアリ駆除のプロに相談して行ってもらうことをおすすめします。

 

まとめ

ダイコクシロアリは日本ではまだ珍しい乾材シロアリで、他のシロアリとは生態が違うため、早期発見が難しく被害に遭っていることになかなか気が付くことができません。そのため定期的な点検が必要になります。

 

侵入経路が梱包材や家具などの持込みからが大半なので、何か海外からの輸入や沖縄県からの木製品持込みの際は、ダイコクシロアリの付着がないかしっかりと確認しましょう。また、他のシロアリ同様に予防することもできるので、シロアリ駆除のプロに予防剤の散布を依頼し、他のシロアリの侵入も防ぎましょう。

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