浴室がシロアリの脅威にさらされやすい理由とは?

2017.08.04

シロアリと言えば床下から被害を広げていき、建物の基礎や骨組みを食害するイメージです。もちろん、床下や住宅基礎部分のシロアリ被害は最も多く深刻ですが、被害事例を見ていくとお風呂、浴室のシロアリ被害が目立っていることに気づきます。
タイル張りの浴室がシロアリ被害?と意外に思われる方も多いと思いますが、実は毎日水を使用する浴室はシロアリにとっては最適な場所です。
今回は浴室のシロアリ被害についてみていきます!

 

浴室

浴室のシロアリ被害事例

実は、浴室はシロアリの被害のリスクが最も高いといわれる場所です。
シロアリは玄関から室内へ入ってくる場合もタイルの隙間から侵入することが多いとされており、その点、タイルを使用しがちな浴室も同様の条件で侵入しやすくなります。浴室の土間下から侵入し、家の中へ姿を現します。シロアリは家の中でも特に湿気のある場所を好むので、浴室のタイルから水漏れが起こっている場合、土台の木材が水分を含んでしまい、シロアリの標的になるというケースが多いようです。
浴室では、主に床や浴槽下の土台や木材、柱、根太掛(ねたがけ)とよばれる部分などが被害を受けます。窓枠やタイルなどの隙間から出てきたアリを発見する場合もあります。浴室は普段タイルを敷きつめてあることが多いため、リフォームなどでタイルを剥がしたことをきっかけにシロアリ被害に気づく方も多いといいます。

 

シロアリはどこから浴室に侵入するのか

シロアリが侵入する場所には多くの場合、「蟻道」とよばれる道筋ができます。家の外壁に作られるものは「外蟻道」とよばれます。シロアリがフンや土を使って作る小さなトンネルのようなもので、ただ土や糞が盛られているだけのものを「蟻土」といいます。
シロアリは皮膚が弱く、乾燥や風や光を嫌うので、自分たちの体を守りながら移動をするために蟻道をつくります。この道がシロアリ被害に気づくための大きな手掛かりになるので、柱や壁などに土の細い筋がついていたら要注意です。鉄骨の上にも蟻道を作ることがあるため、鉄骨住宅の木材に関してのシロアリの被害が報告されることもあります。
シロアリは高温多湿の環境にある木材を好みます。浴室のタイル目地などから土台に水が漏れて浸透し腐食が起こっていたりすると、シロアリが入り込みやすくなります。浴室下の木材を食いすすめて家の中に侵入するケースも多いといわれます。浴室の窓や床とタイルの隙間などから羽アリが溢れ出てくることからシロアリ被害に気づく場合もあるそうです。

しかし、シロアリが浴室やその根太掛に発生していても床下に蟻道が見当たらない場合があります。このケースでは、洗い場の真下から侵入するパターンが多いそうです。浴室に直結する蟻道がなくても、台所やトイレなどほかの水場の床下から入り込んで、浴室を食い荒らすことも少なくないといいます。

 

自宅でできる浴室のシロアリ対策

浴室のシロアリに関しては、断熱と換気をしっかりとすることによって結露の発生や湿気の停滞を防ぐことができ、被害の予防につながります。
また、とても基礎的な対策として、侵入経路をつくらない方法があります。具体的には、家の壁や床などにある隙間を塞ぐことです。床下のパイプや浴室のタイルや窓に隙間がある場合は、あらかじめ埋めておくことによって侵入を未然に防ぐことができます。

 

本格的なシロアリ駆除の方法の一つとして、防除というものがあります。薬剤を使用し、現に害をなしているシロアリへの対策として行うものと、シロアリの侵入予防として未然に行うものとがあります。
多くのシロアリは土の中を通って建造物に侵入してくるので、建物の基礎の内側や周辺の土壌に薬剤を撒く土壌処理というものがあります。普通は地表に薬剤を散布して防蟻層をつくります。
木材の表面に薬を噴射したり、ハケなどで塗ったり、木材そのものに穴を開けて薬剤を注ぎいれたりする木部処理という方法もあります。水回りの木材に多く用いられる対策です。
駆除剤を含んだ餌をシロアリに食べさせるという手もあります。この方法は薬剤を直に土にまいたりするものではないので、環境へ悪影響を及ぼしにくいことが特徴です。前もって餌を設置し、シロアリを発見してから餌に薬剤を含ませる方法と、すでに薬剤を含んだ餌をシロアリの生息場所に限定的に設置する方法があります。

 

羽アリ

 

浴室でシロアリ被害・羽アリをみつけたら

日本には20種類のシロアリが生息するといわれ、なかでも建物に被害を与えるのはヤマトシロアリとイエシロアリの二種だとされています。これらのアリはどちらも集団で生活し、ときには一万頭以上にもなるそうです。床の上や部屋の中に出てきたアリは氷山のほんの一角と思ったほうがいいでしょう。シロアリが姿を現した場合、その部屋だけではなく、すでにほかの場所も被害を受けている可能性が高いのです。ときにシロアリは木材だけでなく、コンクリートや電気コード、畳、断熱材まで食べてしまうことがあるので、住宅に与える損傷はとても大きくなってしまいます。
駆除の方法が甘いとシロアリがほかの場所へ移ってしまい、たんに一つの場所からシロアリを締めだしただけになってしまうこともあります。巣をまるごと駆除するための徹底的な対策が必要ですので、プロの業者にしかるべき調査を依頼することが大切になります。

 

まとめ

浴室はタイル張りなど塗装されているものも多く、目立った木材が見当たりづらい場所でもありますが、高温多湿になりやすく、シロアリにとっては格好の場所なのです。シロアリ被害を未然に防ぐためにも、湿度対策をしっかりとしましょう。
シロアリの被害は天井裏まで及ぶものも多く、建物全体にまで広がることもあります。
住宅の基礎となる木材や柱の多くが食い荒らされ、家屋の耐久性は著しく低下してしまいます。姿を見るのが一部の部屋や場所だけであっても、床下や壁の中には何匹ものシロアリがうごめいている可能性が高いのです。
被害を最小限で食い止めるために、少しでもシロアリ被害の疑いがあれば徹底的な駆除が必要です。プロの業者へ依頼をし、徹底的な調査・駆除をしてもらうようにしましょう。

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