べた基礎のシロアリ予防効果はどれくらい?

2017.04.10

シロアリは基本的に地中からやってくる害虫であり、そのため「床下を覆うベタ基礎の方がシロアリに強いのではないか?」と思われることが多いようです。

 

一般的に、住宅を立てる際の基礎は「布基礎」と「ベタ基礎」の二種類があります。シロアリ被害に遭わないとよく言われるベタ基礎ですが、それは本当なのでしょうか。両者の構造の違いとともに、それを見ていきましょう。

布基礎とベタ基礎とは

ベタ


そもそも、布基礎とベタ基礎とは何なのでしょうか。建築用語ですので、知らない方は多いかもしれません。シロアリの前に、この両者の違いについて見ていきましょう。

 

・布基礎

布基礎は、主に地盤の強さが十分な場合に採用される基礎です。その住宅の間仕切りと外周部分に、逆T字型の基礎を設ける工法のことを言います。そのため、住宅を線で支えるような形になります。従来の布基礎は立ち上がりの部分以外は土が露出し、湿気がこもりやすい構造になっていました。

 

しかし近年は、立ち上がりの施工後に防湿シートやコンクリートを床一面に敷設することによって、湿気が上がってくるのを防ぐようになっています。そのため、基礎の外見はベタ基礎とほぼ同じになります。

 

・ベタ基礎

ベタ基礎は、床下の一面をコンクリートで覆い、その後立ち上がりのコンクリートを設けます。布基礎と違って面で住宅を支える構造になっていますので強度に優れており、地盤が弱い際にはこちらを使うことが多いです。また、布基礎より施工の工程が少なく済みますので、軟弱地盤で無くてもこちらの基礎を選ぶことが多いようです。

シロアリは侵入できるのか

侵入
地面を分厚いコンクリートで覆ってしまうベタ基礎は、一見してシロアリが侵入する隙間も無いように見えます。しかし実際は、ベタ基礎でもシロアリの侵入を許すことは多々あります。例えば、以下のような箇所から入り込んでしまうのです。

 

・コンクリートの隙間

ベタ基礎はまず、床板のコンクリートを敷設し、その後立ち上がりのコンクリートを打ちます。そのため、床板と立ち上がりとの継ぎ目に僅かな隙間が生じ、そこから侵入するのです。

ただし、布基礎の場合も同様に侵入が可能です。地面が覆われていなければ地中のどこからでも侵入できますし、防湿用のコンクリートで覆われていたとしても、立ち上がりとの隙間から入り込んでしまいます。

 

・配管・配線の隙間

基礎を通して、配管や配線が貫いていることがあります。もちろん、そこからシロアリが侵入しないように塞がれていますが、劣化したりシロアリが穴を開けたりすることで隙間が生まれてしまうおそれがあります。

 

・基礎以外からの侵入

大半のシロアリは地中から侵入しますが、例外も存在します。蟻道を通して外壁の隙間から侵入したり、羽アリになって空からやって来ることもあります。

まとめ

まとめ

このように、頑丈なベタ基礎にもシロアリが入り込む隙間はありますし、それ以外の箇所からの侵入も考えられます。ベタ基礎だからといって、確実にシロアリ被害を防げるわけではないということは覚えておいたほうがよろしいでしょう。

 

基礎の種類にかかわらず、シロアリ対策には定期的なチェックと防除が必要になります。それを素人の方が行うのは難しいため、シロアリ駆除のプロに依頼して代わりに行ってもらうことをおすすめいたします。
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