シロアリの駆除薬は本当に安全?私達が受ける影響は?

シロアリはゴキブリ目に属します。そのため、シロアリを駆除の薬剤は効力の高いものが多くなり、中国では古くから「ヒ素」を用いたシロアリ駆除を行ってきました。ヒ素は毒性も高く、遅効性があるために巣の全体に効き目が広がる、シロアリに適した薬剤であったのです。しかし、人体にも影響があることから、近年ではヒ素を使用した薬剤を見かけなくなりました。シロアリに効果が強い方法が、シロアリ駆除に適した方法とは限らないのです。少ない薬剤の使用で、大きな効果を生むような薬剤や使用法がシロアリ駆除では重要になポイントです。特に配慮が必要な、妊婦や小さなお子様、ペットなどへの薬剤の影響を纏めましたので、ぜひご活用下さい!

シロアリ駆除に使われる薬剤解説

●ネオニコチノイド系
シロアリ駆除薬剤として市販されている多くの製品に含まれている成分です。臭いが少ない代表的な木材防腐薬剤の一つ、ハチクサンもこのネオニコチロイド系に分類されます。人体への毒性が低く、昆虫に対して選択的に毒性を発揮する成分になります。農薬散布用の薬剤として、世界各国で使用されておりますので、安全性の非常に高い薬剤の種類と言えるでしょう。しかし、有機リン系の物質と併用した場合、頭痛や湿疹などが生じる場合もありますので、使用には十分な注意が必要です。また、胎児や赤ちゃんの脳への影響を懸念する声も挙がっておりますので、少量での単独使用が望ましいでしょう。
●ピレスロイド系
ピレスロイドの長所は何といっても即効性でしょう。薬液や薬剤の成分表に記入されている「ピレトリン」と呼ばれる、天然の菊に含まれる有効成分を化学合成することで薬品になります。このピレトリンはシロアリに対しても毒性を発揮する他にも、蚊取り線香などに含まれているように、持続効果の期待ができる薬剤になります。天然系薬剤の使用の際には、アレルギー反応による喘息などが起きる恐れもありますので、薬剤散布の際には気を付ける必要があるでしょう。
●カーバメート系
カーバメート系は殺傷力の高いシロアリ駆除薬剤になります。熱や光に強いため、屋外に散布した際に、持続性に期待が出来る薬剤といえるでしょう。屋内の使用の際には、人畜に対する毒性が高いことから、換気を十分に行う必要があります。毒性の高い薬剤の多くは、マイクロカプセル化されていますが、お子さんやペットの誤飲には気を付けましょう。
●フェニルピラゾール系
フェニルピラゾール系の薬剤は極めて高い殺虫効果が期待できる薬剤になります。緩やかに作用して、強い殺虫効果がありますので、シロアリの巣に大きな効果があるでしょう。しかし、強い薬剤になりますので、人畜や魚類への毒性が高く、正しい用法と用量を守ることが求められるでしょう。
●フェニルピロール系
フェニルピロール系はグルコースの吸収を阻害することによって、細胞を飢餓状態にさせる薬剤です。このため、遅効性が有り、高い殺虫性能にも期待できるでしょう。細胞の変化を促す薬剤になりますので、乳幼児や妊婦のいるご家庭では、限定的な使用が望ましいでしょう。また、動物への毒性も強いため、ペットの生活圏内での散布には気を付ける必要があります。
●ホウ素化合物
「ホウ酸」という名前の方が覚えが良いかもしれません。このホウ酸は食塩のようなもので、目薬にも使用されているほどの、安全性の高い薬剤になります。腎臓の無い生物にはホウ酸を体内で処理できないため、過剰摂取による餓死効果が期待できます。ペットやお子様が大量摂取しないように、使用量には十分な注意が必要ですが、哺乳類への毒性が極めて低い薬剤といえるでしょう。
●ヒノキチオール
ヒバ油などに含まれる「ヒノキチオール」はシロアリに対する忌避効果があります。木材由来の良い匂いがしますので、シロアリへの恐怖症になりかけた方にも最適なのでは。しかし、木部用の薬剤としては、駆除効果にはあまり期待できないため、シロアリ予防向けと言えるでしょう。

特に知りたいこんな所に出る影響

妊婦に与える影響

シロアリ駆除薬品の多くは「神経毒」になります。もちろん、人体に影響が少ないように配慮された作りにはなっていますが、妊婦さんのお腹の中に居る胎児にとって、シロアリ駆除薬品の多くは刺激の強い薬剤になります。脳の発達に影響を与えてしまうことや、アレルギー反応が起きてしまうこともあり得ますので、健康被害には特に気を付けて使用することが望ましいでしょう。

子供に与える影響

身体や脳が発達しきっていない、赤ちゃんやお子さんが居るご家庭において、薬剤散布には特に気を付ける必要があります。薬剤に直接触れてしまったり、吸引してしまったりすることで、アレルギー反応による喘息や、脳の発達への影響が起こる場合があり得るのです。以前には発癌性物質を使用したシロアリ対策薬剤もありましたので、薬剤の使用は局部的に行うことが重要でしょう。もちろん、現在では薬剤の影響への検証が進み、精神や神経を害さないような薬剤が広がっていますが、万が一影響があった場合、一番に被害を受けるのは赤ちゃんやお子さんになりますので、使用量や使用法には注意する必要があります。

ペットに与える影響

ペットを飼っている場合、副作用には気を付けるようにしましょう。シロアリ駆除薬剤の多くは「人間への効果が薄い」薬剤になりますので、ペットが薬剤の影響を受けてしまうことがあります。特に魚類や爬虫類などの、哺乳類と異なるペットを飼っている際には、用法を調べることが重要になるでしょう。また、毒性の高い薬剤の多くはカプセルなどに入って、健康被害に配慮する作りになっていますが、犬や猫を飼っている場合、カプセルごと薬剤を飲み込んでしまう恐れもありますので、薬剤散布の際には気を付けるようにしましょう。

日本しろあり対策協会
                            使用箇所・容量を熟知した駆除業者に相談を!

シロアリ駆除の薬剤には、公益社団法人の「日本しろあり対策協会」が認定した、「認定薬剤」という薬剤があります。木材加虐虫スプレーや設置型薬剤を使用される場合は、安全性の審査が済んでいる、この認定薬剤を使用してみてはいかがでしょうか。もちろん、被害場所の補修などに限定的に使用することや、ムラなく使用することで、薬剤の使用量を減らすことが危険な事故を防ぐために重要になるでしょう。シロアリ駆除業者は、この薬剤の使用箇所や使用用量を熟知しておりますので、最小使用での最大効果を期待できるでしょう。シロアリに頭を悩ませている方は、シロアリ駆除業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

シロアリ駆除情報

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